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5G通信って? NTTドコモ 10Gbps超え5G通信の実験を開始

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NTTドコモは2014年5月8日、世界の主要ベンダーと、5Gこと第5世代移動通信方式に関する実験で協力することに合意したと発表したそうです。

5Gは10Gbpsを超える通信速度、LTE(過去記事はhttp://shinkinou.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03)の約1,000倍の容量などを実現するもので、2020年のサービス提供を目指し研究が進められているそうで、NTTドコモは2010年より研究をすでに始めていたましたが、今回、世界的な実用化検討に向け、Alcatel-Lucent、Ericsson、富士通、NEC、Nokia、Samsungなどと協力するそうです。





5G通信って?

5Gとは、第4世代携帯電話(4G)あるいは4G LTEの上位に位置づけられる次世代の移動体通信の通信方式の通称で、多種多様な通信端末の利用や、ビデオなどのリッチコンテンツの需要が一層増加し、2010年から2020年代の間に、トラフィック量は1000倍以上に増加すると想定されていて、これらの急増を見据え、2020年代においても、快適なサービスを提供するために、LTEの1000倍以上の超大容量化と100倍以上の超高速通信を実現することを目指し、研究開発を進めているそうです。

現在のLTE、2015年導入を目指すLTE-Advancedに続く新しい通信方式で、5Gでは現在使用されていない高い周波数帯を活用することで、広い周波数帯域での通信を可能とし、高速大容量通信を実現するんだとか。

NTTドコモは、高周波数帯を広帯域に利用するスモールセルと、現在使用している低い周波数帯を利用するマクロセルを組み合わせたファントムセルコンセプトや、多数のアンテナ素子を活用した送信技術により高周波数帯を有効利用する伝送技術の研究開発を重点的に進めているそうです。




ファントムセルって?

ファントムセルとは、NTTドコモが提唱する移動体通信システムのコンセプトで、広範囲をカバーする基地局(マクロセル)と、高密度に配置された小規模セル(スモールセル)を重ねて設置することで、周波数帯を有効利用するというコンセプトのことなんだそうです。

一般的に、電波は周波数が低ければ低いほど遠くまで届き、逆に周波数が高ければ高いほど大容量の情報を伝送でき、マクロセルは低い周波数帯域を利用して広範囲をカバーしており、スモールセルは高い周波数帯域を利用することで狭い範囲での高速通信を実現。

ファントムセルは、マクロセルとスモールセルを併用することで制御性能を維持しつつデータ伝送の効率化を図るコンセプトなんだそうです。








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