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もうTVは不要?微粒子混ぜ大画面―米マサチューセッツ工科大学

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米マサチューセッツ工科大などの研究チームは、
樹脂に特殊な微粒子を混ぜて作った透明なスクリーンに、
プロジェクターで青い光を当てるだけで画像や映像を浮かび上がらせる技術を開発したと、
21日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表しました。


この技術は、微粒子のサイズを変えると赤や緑の光でも映像が浮かぶそうです。

つまり、これらの光の3原色を同時に照射すれば、
理論的にはフルカラーを実現することができるかもしれないということなんだそうです。


また、既存の透明スクリーンに比べ製造コストが安く、
窓ガラスなどに張り付けるだけで簡単に大画面になり、
画面を正面からではなく、横から見ても映像などが見えるんだとか。


この微粒子はシリカの核に銀をコーティングしてあり、直径は62ナノメートル(ナノは10億分の1)。
ポリビニルアルコール(PVA)樹脂にわずかに混ぜて縦横25センチ、
厚さ0.5ミリ弱の透明スクリーンを作ったんだそうです。

この微粒子だと波長458ナノメートルの青い光だけを散乱させるため、青色の映像などが浮かび、
微粒子のシリカ核の大きさや銀コーティングの厚みを変えると、
波長640ナノメートルの赤い光や同532ナノメートルの緑色の光だけを散乱させることが可能なんだそうです。


これはもしかしたら、近い未来は自宅の窓ガラスがTVになっているかもしれないですね。



 


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タグ:TV終焉
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